横浜で自分で浮気調査を行う際のリスクとは?
配偶者やパートナーの浮気が疑われる場合は、まず自分で簡単に調査する方が多いですよね。
しかし、調査にはリスクが伴い、あまりに度が過ぎると訴えられる可能性があります。
横浜の探偵が、自分で浮気調査を行う際のリスクをご紹介します。
□調査の仕方によっては違法行為となる
法の知識がないまま自分で調査すると、知らぬ間に法に触れてしまい、訴えられたり、警察沙汰になったりする可能性があるため、最低限の違法行為は知っておく必要があります。
また、違法に手に入れた情報は裁判に持ち込んでも、証拠として認められない場合があるので法律について理解しておくことは重要です。
*違法行為の例
まず、気持ちが高ぶって、浮気相手の家に侵入してしまうと、住居侵入罪です。
また、気軽にできそうですが、スマホ内の浮気相手との情報を盗み見ようとして、パスワードを解除してアクセスすると、不正アクセス禁止法違反になるので注意しましょう。
さらに、私的空間を盗撮したり、盗聴したりするとプライバシー侵害に当たります。
特に盗聴器の中で強い電波を発する機器を使用すると、電波法違反にもなるので注意が必要です。
□調査に失敗した場合
自分で浮気調査した結果、バレてしまったり違法行為をしたり、失敗した際に負うリスクをご紹介します。
気軽な調査の場合は紹介するほど酷くはなりませんが、最悪の状況を考えて例を挙げます。
例えば、せっかく調査を進めたのに、気づかれたせいで配偶者との関係が悪化することがあります。
浮気していなかったら安心してこれまで通り過ごそうと思っていたが、途中でバレたせいで関係性が悪くなり、別れてしまうなんてことが起きたら大変ですよね。
また、先ほど例を挙げた違法行為をし、逆に訴えられた場合、真意を確かめるための調査のせいで、自分がお金を払う羽目になります。
*心構え
自分で本気で調査するならば、中途半端な気持ちではしない方が良いでしょう。
探偵業者はいつでも、調査相手にバレないように気を使って調査します。
それは、一度バレると相手の警戒心を高めてしまい、2度目の調査の難易度が非常に上がってしまうからです。
自分での調査の場合も、探偵と同じ気持ちで絶対に気づかれないように調査を進めましょう。
□まとめ
自分で浮気調査をした場合に負う可能性があるリスクをご紹介しました。
横浜で行う際は、違法行為を理解したうえで、気づかれては元も子もないという強い気持ちを持って、調査を進めましょう。
2020年8月29日
横浜で浮気調査を依頼する際に依頼者が注意しておくべきこととは?
横浜で配偶者の浮気調査の依頼を考えている方、依頼中の方必見です。
調査中やその後に依頼者が気をつけておくべき注意点を、横浜の探偵がご紹介します。
□依頼前と依頼中の注意点とは
*依頼前
浮気を疑い、探偵に調査を依頼しようと思い立ったら、まずどの探偵業者に依頼するか調べますよね。
その際には、安い業者に即決してしまうのではなく、複数の業者に一度相談して、比較検討するのがおすすめです。
探偵業務は全うな所に依頼しなければ、違法調査をされる場合があるので、探偵を開業する際に出すはずの届出番号を確認しましょう。
*依頼中
依頼中は、探偵が証拠を掴みやすい環境を維持する必要があります。
そのため、調査相手に依頼していることが気づかれないようにしましょう。
例えば、調査中に耐えられなくなり、感情的にパートナーを問い詰めると、今まで慎重に行ってきた調査が台無しになります。
依頼前に、愚痴を吐き出せる相手を見つけておきましょう。
また、依頼を決定して、できるだけ多くの情報を探偵に提供するために、あまりに多く配偶者の予定を聞き始める方がいます。
情報がそろっていた方が、値段が安くなると探偵業者側に言われても、バレてしまうと本末転倒ですので、気づかれないように自然と予定を聞きましょう。
さらに、複数の探偵事務所を比較検討し、そのまま複数の探偵に依頼してしまう方がいますが、同時に調査依頼するのはおすすめできません。
なぜなら、同時に2組から身辺調査されると気づかれやすくなるからです。
調査対象者に気づかれないように、慎重に調査を進めても、2組が同時に尾行すると気配に気づく人は多いはずです。
□浮気調査後の注意点とは
浮気調査で衝撃的な結果を知った依頼者の中には、感情的になってその後を決めてしまう方や、力が抜けたようにその後のことには無関心になってしまう方がいます。
しかし、せっかく調査をしたのですから、調査後の対応は重要です。
離婚するのかしないのか、誰に慰謝料を請求するのか、冷静になって考える必要があります。
*失敗例
相手の家に突撃し、暴言を浴びせてしまったり、執拗に電話をかけて文句を言ったりすると、逆に裁判で訴えられたり、慰謝料の裁判で不利になったりする可能性があるので、注意しましょう。
□まとめ
浮気調査の依頼には様々な注意事項がありました。
辛いことも多いですが、人生の分岐点となるかもしれません。
どのような結果になっても受け止める強い気持ちを持って依頼しましょう。
2020年8月25日
気になる浮気調査の内容とは?横浜の探偵が解説します!
浮気調査をドラマや映画で見たことはあっても。実際にどのようなことをしているのかは知らない方が多いかもしれません。
今回は、横浜の探偵がプロのテクニックが沢山詰まった、気になる浮気調査の内容を具体的にご紹介します。
□プロの探偵が行う浮気調査の内容とは
配偶者の浮気を疑い始めたとき、探偵に頼もうかと思ったけれども、探偵は少し怪しいイメージがあると考える方がいるでしょう。
探偵に依頼した場合、調査方法は主に聞き込み、張り込み、尾行の3種類です。
*聞き込み
浮気の証拠写真を押さえるために、まずは足掛かりとして聞き込みが重要です。
探偵の場合は、警察とは違い、気づかれないように聞き込みをします。
例えば、警戒心を持たれないように、情報を聞き出したい相手の所へ何度も行って、親しくなってから聞き出すことで、それとなく重要な情報を引き出せます。
*尾行
聞き込みだけで、調査相手の行動を把握するのには限界があります。
そのため、対象者に気づかれないように尾行し、決定的な証拠を掴みにかかります。
対象者の移動手段に合わせて移動するため、徒歩、バイク、車で柔軟に対応します。
車だと、バックミラーでバレるのではと思うかもしれませんが、業務用車を装って尾行するため、気づかれにくいでしょう。
尾行の補助としてGPSが使用されることがあります。
今のところは違法ではなく、GPSは人が尾行するよりもはるかに確実で便利な道具です。
*張り込み
浮気を認めさせる重要な証拠の1つが現場の写真やビデオです。
それらを得るために、張り込みを行います。
張り込みは時間がかかり、依頼者の金銭的負担になるため、事前に入念に調べてから確実なタイミングを狙って行うのが一般的です。
□浮気相手の調査も行う
調査後に浮気相手と対応を話し合うために、探偵に浮気相手の住所や名前も調べてもらえます。
調査後は浮気相手に会って話したいのか、慰謝料を貰うのか、配偶者と会わないことを約束してもらうのか、対応を決めたうえで、調査を依頼するのが良いでしょう。
しかし、身元調査を行う場合は追加料金がかかるので注意が必要です。
□まとめ
探偵が行う浮気調査の実態を想像してもらえたでしょうか。
素人では難しいテクニックを使って確実に証拠を掴んで貰えるのが、探偵に頼むメリットです。
費用はかかりますが、ご自身でリスクを負ってまで浮気の証拠を得るよりかは、プロに相談して素早く解決してもらいましょう。
2020年8月21日
横浜で浮気調査が本人にバレる原因と結末をご紹介!
横浜で浮気調査の依頼を考えているけれども、本人にバレそうで怖いと考えている方必見です。
実はバレる原因ははっきりしていて、注意すれば防げます。
今回は横浜の探偵が調査していることがバレる原因とその対応をご説明します。
□行動調査がバレる原因とは
基本的に、調査相手に尾行がバレて逃げられる段階までは調査続行可能ですが、気づかれて捕まえられてしまうと、調査続行は不可能です。
とにかく、調査を完全に終えるためには、相手に気づかれないことが重要です。
*依頼者の言動
調査に気づかれる原因は、依頼者側からの場合と、探偵業者からの場合があります。
しかし、実際は依頼者の言動でバレることが多いです。
依頼者の態度がいつもと違ったり、調査相手の行動を聞きすぎたりすると、相手の警戒心が高まり、尾行に気づきやすくなるので注意しましょう。
元から警戒心の高い性格の人がいますが、人間は特にやましいことがあると、警戒心を高めるため、異変に気づきやすい傾向にあります。
コツとしては、調査相手をリラックスさせることで、気が緩んでいる間に探偵業者が素早く証拠を掴む流れがベストです。
□浮気調査に失敗するとどうなるのか
*費用が無駄に
浮気調査がバレると、結果が得られないまま調査を中断するため、これまでにかかった調査費用が全て無駄になってしまいます。
浮気調査の平均相場は33~50万円なので、精神的にも金銭的にも負担がかかる結果となります。
また、もう一度調査を依頼する際には、1回目よりもさらに費用がかかることに注意しましょう。
なぜなら、一度調査されたことがバレていると、調査相手の警戒心が強くなり、1回目よりも慎重に調査を行う必要があるからです。
証拠集めに時間がかかる分、費用が高くなるのは仕方ないです。
*関係悪化
さらに、配偶者との関係がより険悪になります。
特に、浮気をしていなかった場合、配偶者は裏切られた気持ちとなり、今までと同じようには接せられなくなるかもしれません。
場合によっては、調査相手に執拗に問い詰められる可能性があるため、注意が必要です。
□まとめ
これらの事例から分かるように、バレてしまうと真相は不明のままで、費用はかかり、関係はより悪化する最悪の結果を招きます。
気づかれないようにするには、依頼者がいつも通り振る舞うことが最も重要です。
探偵業者に依頼する際に、気づかれないためにはどうすれば良いかを一度尋ねてみるのが良いかもしれません。
2020年8月17日
横浜の探偵が浮気調査の結果が出たその後の対応をご紹介!
浮気調査で証拠が獲得できれば、その後慰謝料を請求できるのか気になる方が多いかもしれません。
今回はパートナーの浮気が気になって調査を依頼した後に、どのような対応が考えられるのか横浜の探偵がご紹介します。
□浮気の解決方法とは
浮気調査で相手の住所、名前、証拠写真がそろった際にパートナーや浮気相手に、その後どのような対応ができるのでしょうか。
離婚と慰謝料の観点から大きく4つに分かれます。
*離婚する
浮気されたら、離婚して慰謝料を貰うと考える方が多いかもしれませんが、誰から慰謝料を貰うかで、まずは2パターンに分かれます。
1つ目は浮気相手の詳細が不明な場合は、離婚し配偶者へ慰謝料を要求する方法です。
しかし、最初の例よりも多額の慰謝料を得られる可能性が高いので、一般的には離婚してから、配偶者と不倫相手へ慰謝料を請求する例が多いです。
*離婚しない
浮気されても、子供や気持ちの問題で離婚したくないと考える方がいるでしょう。
その場合は、配偶者と直接話し合いをして、今後を決めます。
浮気した人とはもう暮らしたくないけれども、離婚すれば金銭的に困窮してしまうかもしれないとお考えの方は、別居して配偶者に生活費や住宅ローン、養育費を毎月送ってもらう手があります。
浮気された代わりに、相手に金銭的な負担をさせて、これまで通り暮らすのは良いかもしれません。
浮気されても、子供のために別居はしたくない方は、浮気相手との接触を中止させる手があります。
こちらは浮気の証拠を握っているので、配偶者に証拠を見せ、今後会わないと約束してもらいましょう。
浮気相手には、接触しないように内容証明郵便を送って勧告するのが良いでしょう。
□請求できる慰謝料とは
これまで、浮気相手に慰謝料を請求できる話をしてきましたが、具体的にどの費用を貰えるのかをご説明します。
1つ目は損害賠償で相場は50~300万円と、幅が大きいですが、浮気が妊娠中だった場合や子供が小さかった場合は高く、浮気された人が受けた精神的ダメージの大きさによって金額が変わってきます。
2つ目は浮気調査を依頼する必要があったことと、調査費用が適切と判断された場合は探偵への調査費用も請求できます。
3つ目は弁護士費用ですが、最高でも損害賠償額の10%までしか請求できないので、弁護士に相談する場合は金額に配慮しましょう。
□まとめ
浮気されたら、弁護士費用や裁判の費用がかかるため、なかなか一歩が踏み出せない方がいるかもしれませんが、証拠がつかめれば、不倫相手やパートナーに慰謝料を請求できます。
新しい生活のために、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
2020年8月13日
離婚しないと慰謝料はもらえないの?横浜で浮気調査をしたい方必見です!
横浜在住の方で「最近、配偶者の行動がどうも怪しい」「浮気をしているかもしれない」と悩んでいる方はいませんか。
浮気と繋がる問題として、慰謝料問題がありますが、離婚しない場合でももらえるのか気になりますよね。
そこで今回は、離婚しない場合の慰謝料請求について紹介します。
□慰謝料はどのくらい貰えるのか
初めに、慰謝料とは何かを説明すると、慰謝料は精神的損害に対して支払われるお金のことです。
そのためその金額は一定ではありません。
また、離婚しないと慰謝料をもらえないのか疑問に思う方がいると思います。
結論としては、離婚しない場合も慰謝料は貰えます。
ただし、離婚に至らなかった場合は数十万円〜200万円に対し、離婚に至った場合は100〜500万円と金額に違いが出てきます。
では、これまでにあったいくつかの事例を紹介します。
*妻が夫の浮気相手に請求した
夫婦生活が2年で、子供がいた家庭において、夫が浮気をしました。
浮気相手は妊娠出産までしたケースです。
その際、浮気相手の女性に対して150万円の慰謝料請求が認められました。
*夫が妻の浮気相手に請求した
夫婦生活は10年で、子供がいる家庭において、妻が浮気をしました。
妻は夫婦仲が悪いと嘘をつき不倫しましたが、浮気相手の謝罪、交際期間が半年であったため減額されました。
結果、浮気相手の男性に対して150万円の慰謝料請求が認められました。
□離婚しない場合でも慰謝料請求できる4つの条件とは
上記に示したように、離婚しない場合でも慰謝料請求できます。
そのためには4つの条件を満たす必要があります。
1つずつ見ていきましょう。
1つ目は、婚姻・婚約・内縁関係のいずれかである、という条件です。
そのため彼氏彼女の関係性では、婚約中でない限り慰謝料請求はできません。
2つ目は、浮気相手が故意・過失で浮気をした、という条件です。
パートナーがいることを浮気相手が知っているにも関わらず浮気をした場合、慰謝料を請求できます。
しかしパートナーがいることを知らなかった場合、慰謝料の請求は難しいでしょう。
3つ目は、浮気が原因で権利の侵害を受けた、という条件です。
例としては、浮気によって夫婦仲が悪くなった場合が挙げられるでしょう。
4つ目は、時効を経過していない、という条件です。
時効は浮気が始まってから20年、もしくは浮気を知ってから3年です。
どちらかを過ぎた場合、請求はできません。
□まとめ
今回は請求できる慰謝料の金額と、離婚しない場合の慰謝料請求の条件を紹介しました。
配偶者の怪しい行動を見つけた際には、過去にあった事例を参考に、またどういった条件なら離婚をしないで慰謝料請求できるかを調べて解決しましょう。
2020年8月10日
横浜で浮気が原因の離婚をお考えの方へ!気になる子供の問題について解説します!
横浜在住の方で「離婚することになったけど、子供はどうすれば良いだろうか」と悩んでいる方はいませんか。
これまで2人で育ててきた子供を、1人で育てるとなると多くの労力が必要でしょう。
そこで今回は、離婚する際の子供に関する注意点を紹介します。
□子供を守るための知識について
*親権と浮気は関係がない
パートナーの浮気で離婚するため、親権は自分にあると考えてはいませんか。
大切なのは、これまでどのように接してきたかです。
子供がこれから安心して生活できる環境を提供できるか、人格を形成する時期に間違った育て方をしないかなどの観点から親権が決められます。
そのため、浮気をしたかどうかで親権を決めるのは間違っているでしょう。
しかし何も問題がない場合、一般的には10歳ごろまでは母親に親権が渡される場合が多いです。
15歳ごろになると、子供の意見を尊重する傾向にあります。
*子供は説明を求めている
親権をもらった時には、子供の気持ちに寄り添うことが大切です。
あるアンケート結果では、多くの子供が状況の説明をしてほしかったと考えていたことがわかりました。
離婚した理由は詳細に話さなくとも、離婚したことで何がどう変わるか伝えてあげると子供の気持ちは落ち着くでしょう。
子供が非行に走るのではないか不安に感じる方がいると思います。
それを防ぐためにも、子供と多くの時間を共有し、子供にできるだけ不安を覚えさせないように取り組んでいくことから始めましょう。
□お金の負担を軽減する方法とは
いざひとり親で子供を育てるとなると、やはり気掛かりになるのはお金の問題でしょう。
離婚後のお金問題の解決方法を紹介します。
まず慰謝料を請求することです。
浮気による精神的ダメージを理由に慰謝料を請求できます。
また妊娠中であれば、精神的・肉体的につらい時の浮気であるため、慰謝料が高くなるでしょう。
慰謝料の相場については裁判を通じて行う場合、200~300万円ほどが一般的です。
しかし夫婦間の同意であれば上限はありません。
そのため夫婦間で同意がなされなかった場合に裁判を利用すると良いでしょう。
次の解決方法は、養育費を請求することです。
親権を持つ親は相手に対して養育費を請求できます。
相場としては、月に2~6万円程度です。
□まとめ
今回は離婚した時の子供に関する注意点と生活費の軽減策を紹介しました。
離婚した場合は、生活が大変だと思いますが、できる限り子供と時間を取るように心がけましょう。
そして利用できる制度を利用してお金問題を少しでも解決していきましょう。
2020年8月 6日
慰謝料がもらえないケースってあるの?横浜で浮気調査を検討中の方必見!
横浜在住の方で「配偶者が浮気しているのではないか」と悩んでいる方はいませんか。
浮気の証拠があれば慰謝料を請求できると考えている方がいるでしょう。
しかし実際は慰謝料を請求できるケースとできないケースが存在するのです。そこで今回は、それらのケースを紹介します。
□慰謝料が請求できるケースとは
慰謝料を請求するためには、まず大きな2つの条件を満たす必要があります。
これら2つの他にも細かい条件が存在しますが、まずはこの2つを満たしているか確認することが大切でしょう。
*浮気相手に故意・過失がある
例としては、既婚者であると知れる状況であるにも関わらず、その事実を把握しなかった場合や、その状況で肉体関係を持った場合が挙げられます。
しかし認められないケースもあります。
出会い系サイトを通じて出会い、素性をよく知らない状態で、かつ既婚者と気付く余地がないまま肉体関係を持ったケースです。
この場合での慰謝料請求は厳しいかもしれません。
*浮気で権利の侵害を受けた
浮気が原因で、もともと良かった夫婦仲が悪くなった、夫婦関係を破綻させるほどパートナーと浮気相手の2人の仲が親密であった、などが例として挙げられます。
ここにおける認められないケースとしては、浮気する前に夫婦仲が悪く、別居状態だった場合が挙げられます。
□離婚で慰謝料がもらえないケースとは
離婚して慰謝料がもらえないケースを4つ紹介します.
1つ目は、性格の不一致で離婚する場合です。
これは夫か妻、どちらか一方だけが原因で離婚するわけではないため、慰謝料請求は難しいでしょう。
2つ目は、配偶者の家族との不仲が原因で離婚する場合です。
姑や配偶者の兄弟の言動が厳しく耐えられない場合は、離婚理由としては認められますが、慰謝料請求は難しいでしょう。
3つ目は、婚姻関係が破綻した後にした浮気で離婚する場合です。
これは既に上記で記したケースと同じです。
家庭内別居や、既に別居状態で交流がなく離婚した場合、慰謝料請求は難しいでしょう。
4つ目は、配偶者の信仰を理由に離婚する場合です。
日本国憲法で信教の自由が認められているため、自分と異なる宗教を信仰している理由だけでは離婚や慰謝料請求は難しいでしょう。
しかし宗教に多額の課金をしている、宗教を知らせることなく結婚した場合、慰謝料請求が認められる可能性があります。
□まとめ
今回は、慰謝料請求できるケースとできないケースについて紹介しました。
それぞれのケースで、どの状態であれば慰謝料を請求できるか分かったと思います。
配偶者の浮気が怪しい場合は、自分の配偶者の状態がどれに当たるのかを考えて解決に向かいましょう。
2020年8月 2日