浮気が原因で離婚したい方へ!どんな準備をすれば良い?
日時:2021年4月 2日 AM 06:00
横浜で浮気が原因で離婚したいと考えている方はいませんか。
浮気が発覚し、勢いで離婚の意思を伝えてしまう方もいるでしょう。
しかし、離婚を有利に進めるためにも事前準備が大切です。
今回は、離婚の事前準備を解説します。
□離婚の事前準備
離婚するにあたって事前に準備しておくことが大切です。
事前準備なしに相手にいきなり離婚したいと伝えるのは危険です。
不利な条件で離婚を受け入れることになったり、慰謝料を請求できずに離婚することになったりする確率が高まるからです。
離婚するにあたってまず、本当に離婚した方が得なのか考えましょう。
離婚すれば、生活環境が変わります。
配偶者の経済面や生活面での面倒を見なくてもよくなりますが、その代わり全て一人でこなす必要が出てきます。
仕事、家事、育児など2人で分担できていたものを一人で背負う必要があります。
また財産分与と言い、結婚生活を通して2人で築きあげた財産は2人のものなので、財産が半分に減ります。
メリット、デメリットを把握した上で、現状を変えた方が得策なのか、デメリットを受け入れ、別の道を歩んだ方が良いのか考えることが大切です。
次は、離婚の意思が固い場合です。
この場合も、すぐに離婚の意思を伝えるのは辞めましょう。
まず証拠を集めることから始めるのが大事です。
相手に不倫や暴力といった離婚するための正当な理由があれば、慰謝料を請求できることがあるからです。
□浮気発覚後に離婚する方法は
*離婚前の準備
まず離婚を切り出す前の準備として、浮気の証拠を押さえることから始めましょう。
浮気の証拠が不十分であると、相手に非があることにならないので、慰謝料を取れません。
十分な証拠を押さえる必要があります。
次に、メリット、デメリットを洗い出すことです。
特に経済面では、子供が大きくなるまでハンデを背負います。
広い視野で総合的に判断しましょう。
*離婚の進め方
3つの手順を説明します。
1つ目は、協議離婚です。
協議離婚では、お互いに納得し、役所に離婚届を提出すると成立します。
2つ目は、調停離婚です。
協議離婚では話し合いがまとまらなかった時、第三者に間に入ってもらいます。
調停員と裁判員が間に立ち、話し合います。
話し合いなのでどちらか一方が認めなければ成立しません。
3つ目は、裁判離婚です。
話し合いではまとまらなかった時、裁判を行います。
裁判は1年以上と長期化することがあり負担も大きいので、できれば避けたいところです。
□まとめ
今回は、離婚前の準備について解説しました。
離婚は、すぐに意思を伝えるのではなく、事前に準備してから伝えることが大切です。
その際、離婚するメリット、デメリットを把握し、それでも離婚したい場合は、証拠をつかんでおきましょう。
離婚を有利に進められます。