浮気で離婚した場合に住宅ローンはどちらが負担するの?横浜の探偵社が説明!
日時:2020年12月 7日 AM 06:00
浮気が原因で離婚した後の住宅ローンはどうなるか、不安な方はいらっしゃいませんか。
住宅ローンが残っている状態で、離婚される方は珍しくありません。
そこで今回は横浜の探偵が、住宅ローンが残っている際の離婚について紹介します。
□まずは契約状況や不動産の価値を確認する
住宅ローンの返済中に離婚した場合は、まず住宅自体をどうするかを考えましょう。
そもそも不動産自体をどうするかが決まらないと、ローンについても話し合えませんよね。
まずは契約状況を確認し、契約者は誰なのか、名義に親などの親族が含まれているか否か、債務責任者や連帯保証人は誰なのか、細かいところまで全て確認しましょう。
また、契約状況の確認に加えて、不動産の価値も調べておいてください。
事前に不動産の価値とローン残債を確認しておくと、分与する際に手続きをスムーズに進められます。
次に、離婚後その不動産をどのようにするかを決めます。
不動産が1つで、離婚直前までそこに2人で住んでいたのであれば、どちらかがそのまま住み続けるか、売り払ってその利益を分割するかを決めましょう。
複数の不動産を所有している場合は、手続きが複雑になるので、弁護士に相談するのをおすすめします。
□具体的な対処法について
では、具体的な対処法としては、どのようなものがあるのでしょうか。
オーバーローンの場合は、不動産を売却したとしてもローンが残るので、どちらか片方が住み続けてローンを返済するのが一般的でしょう。
反対に、アンダーローンの場合は、不動産を売却することで利益が発生するため、売却した後その利益を分割するのが一般的な方法です。
売却しない場合は、ローン負担をどうするのか、名義はどうするのか、保証人はどうするのかなど、多くの難しい諸問題が発生します。
そのため、面倒な手続きや話し合いがあっても住み続けたい方以外は、住み続けることをあまりおすすめしません。
また、もう1つ難しい諸問題が発生するパターンとして、夫の名義だった家に妻が住み続ける場合です。
もし、子供のいる家庭で妻が親権を持つ場合は、夫が養育費の代わりに住宅ローンを支払うケースがあります。
しかし、この場合は夫がローンを支払わなくなった際に、妻が家を出ていくことになるので、妻は大変不安定な状況に置かれるでしょう。
また、妻がローンを支払うケースもあります。
しかし、これは妻自身が安定的な職に就いており、ローンが組める場合か、支払い名義は夫のままで実質は妻が払っていく形になるでしょう。
また、妻は自分が住み続ける場合、住宅ローンを完済するまでは自分の名義に変更するのが難しいので、完済後に名義を変更する合意を得ておくのがおすすめです。
これをしないと、完済しても夫の財産として扱われる可能性があるので、必ず行いましょう。
□まとめ
今回は、住宅ローンが残ったまま、離婚する際の対処法をご紹介しました。
多くの難しい問題が発生するかとは思いますが、専門家に相談して適切な対処を行いましょう。
本記事が皆さんのお役に立てると幸いです。