浮気発覚後、誓約書を書かせる意味を横浜の探偵が詳しくご説明します!
日時:2020年9月17日 AM 06:00
浮気調査をして誓約書を書くのは聞いたことがあるけれど、なんのために書くのか疑問に思ったことはありませんか。
確かに、浮気調査における誓約書にはどのような意味があるのでしょうか。
そこで今回は、横浜の探偵が誓約書を書く意味と、その法的効力をご紹介します。
□誓約書を書くべき理由とは
SNSで見つけたり、直接見てしまったり、探偵に浮気調査を依頼したりして、浮気の事実が発覚したときに、法的に有効な書類を残しておかなければ、今後裁判や慰謝料の問題になったときに提出できる証拠が減ってしまいます。
意外と知られていませんが、浮気と思われるメールや写真は浮気の証拠として認められません。
浮気を証明するためにも、浮気の事実を書面で残すことが大切です。
書面で残さなければ、パートナーが浮気はしていないと否定される可能性があります。
離婚裁判でも誓約書があれば有利に進められるので浮気発覚後は書いてもらいましょう。
□誓約書の法的効力とは
*浮気しない約束
法的に誓約書の内容はどれほど守ってもらえるのでしょうか。
例えば、誓約書に浮気相手とはもう連絡を取らないことや、これ以上浮気はしないことが記載されていた場合、これに対する法的拘束力は、誓約書にはありません。
なぜなら、結婚した時点で、浮気をすれば貞操義務を守っていないことになり犯罪に該当するからです。
法律上はすでに定められていることを改めて誓約書で書いたところで、残念ながら別の効果は発生しません。
*罰金を払う
誓約書の中に次に浮気相手に会った場合のペナルティや、次に不貞行為をしたらいくら払うのかなどの具体的な内容を明記している場合は、一定の範囲で法的効力が認められます。
一定の範囲というのは、設定金額があまりに非現実的な金額の場合は、妥当な慰謝料と判断されず認められません。
まず、先ほども述べましたが、不倫そのものが貞操義務違反なので法律上損害賠償請求の対象です。
そのため、一応は誓約書がなくとも裁判で慰謝料を請求できますが、誓約書に現実的な金額を記載しておくことで合意金額を求められます。
誓約書に書かれた金額を請求できる理由は、本来ならば浮気による精神的苦痛や浮気の事情を考慮したうえで裁判所が妥当な金額を決定するのですが、その金額を事前に決めている状況だからです。
□まとめ
今回は、誓約書を書く意味と、その法的効力についてご紹介しました。
金銭面では、法的効力があるので、裁判でも認められる形式と内容を誓約書に記載しておきましょう。