無職の専業主婦が夫の浮気で離婚!親権は勝ち取れるのか
日時:2018年11月18日 AM 06:00
夫の浮気が発覚!
もう一緒にいたくないからら離婚したい!
「でも、私は無職の専業主婦だし、親権を獲得するのは難しいのかな...」
と悩んでおられる主婦の方はいらっしゃいませんか?
しかし、実際親権は経済的理由だけで判断されるものではありません。
何が親権において重要なのか、そして専業主婦が親権を手に入れられるのかをお伝えします!
□無職(専業主婦)が親権を獲得できるのか
結論から言うと、専業主婦でも子供の親権を獲得できます。
親権とは、子供をしっかりと管理する権利・義務のことを言い、その権利に収入の違いや性別の違いは関係ないからです。
なので、収入が低くても、今までの子育てに対し貢献度が高ければ親権が専業主婦に渡る可能性は十分にあります。
しかし、いくら母親といえども父親の方が積極的に育児に関与していれば、親権が父親に渡る可能性もあります。
□親権獲得の基準
では、親権獲得の基準とは何なのか、具体的にみていきましょう。
裁判所では「どちらの親の元で育つ方が、子供にとって幸せか」で判断します。
そしてそれを判断するために過去の養育実績を重視します。
経済的な問題は養育費で解決できるので、精神的な側面の方が重要になります。
子供の精神的な側面を満たしているかどうかは、どれだけ愛情を注げているかと言う問題なので、専業主婦なら母親の方が有利になってきます。
なぜなら、圧倒的に子供と接する機会が多く、積極的に育児に関わっているはずだからです!
しかし、気をつけておくべきことは15歳以上の子供に関しては、裁判所が子供に判断能力があると判断し、子供の意見を尊重することです。
なので、いくら積極的に育児に関わっていても、子供が父親と一緒に暮らしたいと言ってしまえば親権が父親に渡ることは十分にありえます。
ただ、夫の浮気で離婚する場合は、子供もその事実を理解しているはずなので、父親を選ばずに母親と一緒に暮らす選択をする可能性は高いでしょう。
しかし、この場合においても絶対はないので、しっかりと子供がどう思っているのか確認しておく必要はあります。
親権とは「子供を幸せにしてあげられる」権利です。
そして、子供の幸せとはお金だけで解決できることでなく、最も重要になるのがその子供に対してどれだけ愛情が注げるかです。
専業主婦なら子供と接する時間も長く、それだけ子供に対する愛情も深いはずです。
この記事をご覧になっている方は、経済的な理由から子供を引き取ることに不安を抱えていると思いますが、誰よりも子供に愛情を注いできた自信があるなら大丈夫です!