【横浜の方へ】依頼しても大丈夫?探偵の浮気調査は違法行為なのか
日時:2020年1月 2日 AM 06:00
世の中にはパートナーの浮気や不倫でお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。
選択肢として探偵に相談することが挙げられますが、「探偵のする浮気調査は違法なのでは?」と依頼するのを躊躇してしまう人も一定数いるようです。
結論から言うと、探偵業は全く違法ではありませんが、やり方次第で法に触れてしまう可能性は否定できません。
そこで今回は、横浜の方へ浮気調査で違法になってしまう場合についてご紹介します。
□尾行はストーカー行為?
「尾行ってストーカーみたい。」と思う方も多いかと思います。
しかし探偵が行う尾行または張り込みはストーカー行為ではありません。
厳密に言うと、ストーカー行為というのは「ストーカー規制法」によると「恋愛感情などを原因にして、付きまとう行為」とされています。
探偵が行う尾行や張り込みは、れっきとした業務内容ですし、恋愛感情などの個人的な理由からくるものではありませんので、違法にはなりません。
□無届で経営を行っている
探偵は「探偵業法」というものに準拠して調査を行っています。
この「探偵業法」では、探偵業を始める際に「探偵業を始めます」という届け出をそれぞれの都道府県の公安委員会に提出する必要があることを定めています。
この届出をせずに営業を始めると、違法行為とみなされる場合があります。
ちなみにこの届出をすると「探偵業届出番号」と「探偵業届出証明書」というものが付与されます。
しっかり届け出を出している探偵事務所であれば、事務所やホームページに載っているはずですので、ご自身でも確認してみてください。
□盗聴・盗撮は使い方次第
「盗聴・盗撮」というと悪いイメージが強いですが、やり方次第では合法になります。
日本では、合法で盗聴器を買うことができますし、またそれを自宅や夫婦用の車に取り付けたとしても、犯罪にはなりません。
違法になるとすれば、他人の敷地内に盗聴器を仕掛けた場合です。
盗撮でも同じことですが、例えば探偵社所有の車の中から調査対象者と浮気相手がラブホテルに入って行くところを撮影しても罪には問われません。
しかし、浮気相手の私有地に入って不貞行為などを撮影してしまった場合は、「住居侵入罪」で違法となります。
法を犯して手に入れたものは、裁判では証拠として使えませんし、むしろ不法侵入で訴えられてしまうこともあります。
□まとめ
今回は、探偵の浮気調査が違法になってしまう場合について解説しました。
探偵が行う浮気調査は違法ではありません。
「探偵業法」に準拠した調査でなければ違法となってしまう可能性はあります。
きちんとルールに従って的確な調査をしてくれる探偵を見極めることも必要になってきますから、依頼する探偵社を決める時は、ぜひ慎重に選ぶようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。